2008年10月03日
S.EMBLEM
S. EMBLEM の浦です。タイ研修の報告の続きです。
鉱山視察
ホテルに戻ってすぐ、チャンタブリの鉱山の採掘現場に向かいました。例年に無い激しい雨で、タイのやわらかい赤土がグチャグチャになっていて足場が悪く大変でした。現場では、ショベルカーで掘り返した土を、高いところから水と一緒に流して、比重によって宝石を選別していました。ジュエリービジネスのまさに源流を眺めて、この泥の中からいったいどれほどの美しい宝石が採れるのか・・・その希少性を改めて実感しました。
加熱工場①
古いタイプの加熱の釜と新加熱の機械を見せていただきました。意外と簡素なつくりで、古いタイプはガスを使い陶器の器に原石を入れ、粉末状の鉛ガラスを振りかけて一緒に焼くそうです。新加熱の機械では、電気を使っているので温度調節が可能だそうです。
加熱工場②
豪華なお屋敷で、加熱御殿と呼ばれているそうです。そこでは、加熱前のルビーの原石と加熱後の原石を沢山見ることができました。加熱することによって、色味は明るくなり、透明度は増していく様子が分かりました。
World Sapphire
色々な原産地から来たサファイアが展示されていて、産地による色味の違いを見ることができました。二階では、職人さんが宝石を研磨していて、とても小さなファセット面を指先の感覚だけでつけているのを見ました。とても熟練を要する仕事だと感心しました。パビリオンのつけ方は、棒に粘土のようなものでテーブル面を接着し棒を持って、ローラーのような研磨機に石を押し当てていました。又、別の部屋では石を大きさごとに選別したり、数を数えたりという事務処理をしていました。
第三日目
マーケット買い付け初日
いよいよフリーマーケットで買い付け実習が始まりました。まず、朝から新市街のスミットさんのお店で買い付けの手順を聴き、その折、加熱ルビーを各自一つずつ頂きました。感激でした。その後、すぐに旧市街のフリーマーケットに案内していただきました。旧市街は、少し危険な感じで行動範囲も制限され、気をつけないといけないな、と思いました。昼から私達は、レックさんのテーブルで買い付けを行いました。次から次へとブローカーの手が伸びてきて、沢山の宝石が目の前に並べられたので少しパニックに陥りました。しばらくして、慣れてきたのでじっくり宝石を見て、交渉もできました。宝石が入っている袋に値段が書いてあって、その値段はかなり高くて合成石や何か良く分からないような物までありました。ブローカーは女性が多く、頑として値段を譲らない人が多かったです。主に出てきた宝石としては、ガーネット、ペリドット、ブラックスターサファイア、トルマリン系、色の薄いアクアマリン が多かったです。
品評会
夕方から宝石の品評会があり、まず自分達の買った宝石を自己評価した後、畠校長先生と井上さん他、社会人の方々からたくさんの意見や評価を頂きました。先生方の評価を聴くことで、次の日の買い付けでどういう点に気をつけたら良いか気づくことができ、モチベーションを高めることができました。




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